モディファイ オーディオ編

 

私はオーディオマニアではありませんが、それなりのシステムは組みたいところ。しかしお手軽(金額的にも手間的にも)で最大限の効果が見込めるシステムを目指しています。ココではそんな私のオーディオにまつわる記録をご紹介します。

@オーディオ 2006年6月

PIAZZAは最初オーディオが付いてない状態でした。コンソールには上1DIN、下2DINの合計3DIN分のスペースが丸々空いています。そこで2DINコンソールに収まるオーディオを物色します。因みにコックピットはオレンジ色のアンバーカラー照明ですので、オーディオもこれに合うものを選びます。

ウチのPIAZZAの内装はグレーを基調とした落ち着いた印象のもの。シートはレカロで、ステアリングはmomoです。ここに収まるオーディオは派手でなく、子供っぽいデザインは避けたいところ。現段階(2006年6月現在)で私が選んだ候補は以下の4つでした。

 

 

 

ALPINE MDA-W920JB 

 

照明は赤、MP3対応で、2005年モデルですね。エクリプスとほとんど同等の性能ですが、こちらはCDチェンジャーコントロール機能があるのが特徴です。最終的にオートバックスの展示品特価で随分安く手に入れました。新品保証もついてたので、値段に負けてしまった感じですね。昔のイメージどおりのALPINEデザインで、大きなボタンはずっと続くアイデンティティなんでしょうか。

 

 

 

 

 

 

ECLIPSE E3306CMT Bk 

 

照明は赤、MP3対応で2006年最新モデルです。最大の特徴はデザインフェイスで、最初見たときはPIAZZAの内装にピッタリと思っていたんですが、店頭で実機をみると意外とおもっちゃぽいアクリルブラックの質感が気に入らずボツに。更にCDチェンジャー機能には対応しておらず将来的な発展性にも問題が・・・・。

 

 

 

 

MITSUBISHI MC-X2700 

 

照明はアンバー、6CD対応、MP3非対応ですが、6枚のCDチャンジャー機能を内蔵しているのは実にすばらしいです。デザインも落ち付いた感じで個人的には結構気に入っていました。これでMP3に対応してれば決定版だったんですがねぇ〜。しかし実機を見ようと探してみると、どこのカー用品店の店頭にも置いてなくて、殆どの店で取り寄せだったのもマイナス。結局価格面(ネットでも4万程度)と実機を見れなかったのがネックでボツに。

 

 

 

NAKAMICHI MD-95z 

 

照明はアンバー、6CD対応、MP3非対応です。既に生産中止品ですが、最高の音質と言う事で未だに人気があるようです。オークションなどでも未だに出品されていますが、中古機で6万前後の相場は流石に高いですね。更に故障率が高いというウワサよく聞くので、最後まで悩みましたがボツに。しかしパネルフェイスデザインといい照明のカラー(アンバーカラー)といい、PIAZZAには最適なんですけどねぇ〜〜

 

 

と言う事で、結局選んだのは・・・・・

 
上記4機種の中ではナカミチのMD-95zがデザイン・機能共に一番私の希望に合致していました。しかしながら既に生産中止機種であり、市場には中古機しかありません。中古のPIAZZAなんだからオーディオも中古で良いような気がしましたが、ナカミチは故障率が高いような印象を受けたので結局オートバックスの展示在庫品であったALPINEのW920JBになりました。デザイン的には割りと落ち着いていたので、なかなか気に入っていますし、赤の照明も案外似合っていると思います。
ついでに合計3DINオーディオスペースの最上段にはドリンクホルダー&小物入れを装着しました。下側がトレー式の小物入れで、上がプッシュオープンタイプのドリンクホルダーです。エアコンのルーバーやダッシュボード直付けのドリンクホルダーは好みではなく、スッキリとしたものが良かったのでカー用品店で見かけた1DIN用のものにしました。このテの1DINサイズ用ドリンクホルダーは何種類か出ていますが、このタイプが一番シックな感じでした。左右のサイズが実はあっておらずネジで強引に固定していますが実用上は問題ないようです。因みに背の高いドリンク類だと、丁度エアコンの風が当たるので、冷たく保てるという嬉しい誤算もありました。
ドリンクホルダーの展開状態です。ワンプッシュすると展開状態になります。使い勝手はそこそこで、ミネラルウォーターなどの若干細いペットボトルだと踊ってしまうという欠点はありますが、まあ汎用性は高いのでは無いでしょうか?収納する際には下の部品を手で抑えながら軽くカチッというまで押し込みます。片手でも簡単に出来ます。
小物入れです。内部にウレタンが張ってありますが、オーディオスペースが斜めなので奥に小物が挟まってしまい取れません。写真で小物入れの奥にうっすらと写っているのはボールペンですが、既に工具無しでは取れないという状態に(^^ゞ

ところでオーディオの取り付けには非常に苦労しました。最初、いすゞ用配線キットを購入していたのですが、これが全く合わない状態。車側のハーネスはこんなコネクターでした。このコネクター、配線図集を見てみると全く形が違っています。どうやら前オーナーが可也適当につけたっぽいです。本当ならいすゞ用汎用コネクターがちゃんと使えるハズなんですけどね。一体どうなっているんでしょうか。

*コネクターの件、同じPIAZZAオーナーのneroさんから情報を頂きましたが、やはり純正でこのコネクターが付いていたそうです。配線図集のコネクターとも形状が違うし、正体はナゾですね〜(2007年1月追記)

 

このコネクターに合う配線キットを探せずに(というか探すの無理な気がする)、結局バラして使う事にします。配線を1本1本テスターで触って常時電源やACC、イルミなどを探して行きました。ネットで検索しても配線なんて出てないので自分で探すしか無いわけです。で、解析できた配線は下記の通り。PIAZZAのオーナーさんなら自分で配線やるのは常識なんですかねぇ?

 

常時電源        灰

ACC            青

イルミ             緑/赤

 

スピーカー前右 赤(+)

           緑(−)  

スピーカー前左 茶(+) 

           茶/白(−)

スピーカー後右 白/赤(+)

           オレンジ/黒(−)

スピーカー後左 白/青(+)

         オレンジ/青(−)

 

さて、配線を見つけたところでヘッドユニット側のラインと結線します。しかしスピーカーが鳴りませんでした。正確には幾つか鳴ってはいたのですが、もうボロボロの音です。スピーカーグリルをはぐって見ると案の定、スピーカーコーンは破れています。と言う事で当初から予定していた事でもあったので、スピーカーも交換です。選んだスピーカーはヘッドユニットとメーカーを合わせてALPINEのSTE-124R(12cmスピーカー)です。同社のラインナップの中でもベーシックなグレードですね。私はオーディオマニアでは無いので、ある程度のモノが付いていればOKです。

前後共に同じサイズを使いました。リアは無加工でピッタリ嵌りましたが、フロントは取り付け金具のところを僅かにニッパーで切断して使いました。ほぼボルトオン状態ですね。因みにフロントには純正ツイーターがあるのですが、ここは配線を切って使っていません。音を追求するなら外してホールをふさぐべきなんでしょうが、とりあえずスピーカーを外したままです。そのうち塞がなければいけませんねぇ。

実は最初前右のスピーカー配線がどうしても分かりませんでした。というのもスピーカー配線は同じ色がセットになっていると信じて疑わなかったからです。その後手に入れたチルトン整備書によると、前右スピーカーの配線は赤と緑という事がわかり、繋いで見たところ無事音が鳴ってくれました。しかし結線してから暫くすると音って随分かわるんですねぇ〜。

但しスピーカー用の配線は機会があれば入れ替えてやりたいところ。でも作業としては結構大掛かりになるので躊躇してるところです。

Aヘッドユニット交換 2006年11月

当初ALPINEの920JBを装着したのですが、赤いイルミネーションがどうもPIAZZAの内装にそぐわない感じがしてなりませんでした。本当はナカミチのMD-95zが欲しかったのは上にも書いた通りですが、状態が良い物に中々めぐり合えずに居たトコロでした。近所のオートバックスセコハン市場には、相変わらずナカミチのMD-95zが中古で置いてあるのですが、アンプレスで付属品も無くCD-Rも再生出来なかったとの事だったので諦めていました。

ところがオークションを眺めていると状態が良さそうな固体の出品があるではありませんか。値段も想定内の出品価格。聞いてみるとCD-Rも問題無く再生可能との事。まあどうせ高騰するだろうと出品価格で入札していたところ、見事(?)落札してしまいました。お金は無いのに手に入れてしまったわけで、後悔しても後の祭り(汗)。まあ、落としてしまったものは仕方が無いので、ALIPINEの920JBを外してMD-95zを取り付ける事にします。

一般的なヘッドユニットとは次元の違う音を聞かせてくれるという事ですが、先ずはその前にワイヤリングをキッチリやらないとALPINEの920JBとの比較すら出来ませんので、ワイヤリングは実施しておこうと思います。

と言う事でヘッドユニットの交換を雨の中ではありましたが実施しました(^^ゞ

 
先ずはALPINEのヘッドユニットを取り外して、配線を繋ぎ換えます。内部はスパゲッティ状態です。しかし前回苦労して配線類の種類を割り出しているので、今回は簡単に繋ぎ換えが完了します。下の写真ではナカミチのハーネスを接続している状態です。因みにナカミチのMD-95zってイルミネーション用の配線が無いんですね。ALPINEのヘッドユニットだとスモールを点灯した際にイルミネーションがON(というか減光)になるのですが、ナカミチの場合は常時イルミネーションがONとなっています。だからイルミ線には繋がなくてもOKなんですね。最初は焦りましたが、考えてみると結構他のオーディオにもありますよね。
コレはオーディオ用コンソールにヘッドユニットをボルト締めしたものです。ドリンクホルダーが左右幅があってないのが分かりますね。本来ならスペーサーを自作してやれば固定は完璧なんでしょうけど面倒なので長めのタッピングビスでお茶を濁しています。尚、ヘッドユニットの固定金具はALPINEでも使用したPIAZZA用のものを使いました。特に加工も必要なくボルトオンでいけます。尚、側面の固定ネジは8mm以上の長さの物を使うと内部の基盤に接触してショートするそうですので、気をつける必要がありますね。まあ、知ってる人は知ってる常識なんでしょうけど。
そしてナカミチMD-95zの装着完了です。シンプルでシックなデザインはPIAZZAの内装に実にマッチしています。派手でなく落ち着いた大人の印象というのでしょうか。夜間のイルミネーションですが、これまたPIAZZAのアンバーカラーとマッチしてます。白文字にアンバーカラーのイルミというのも同じなので、まるで純正のような収まりです。しかし、あまりにシンプルで素っ気無いデザインなので、車の事を良く知らない人が見たら安物のオーディオって思われそうですね。以下、ナカミチMD-95zのPIAZZA内装とのマッチング写真です。落ち着きすぎて純正然としていますが、これがまた良いですね〜
後席からコンソールを見た状態です。デザインが全く持って落ち着いているので、本当に純正オーディオのようです。逆に後付オーディオの派手さが無いのはいい感じです。
運転席からコンソールを眺めたところです。左のダイヤルがボリュームで、右のダイヤルはソースセレクターです。ボリュームが右側だったらもっと使い易かったのですが、まあ問題ない範囲です。
しかしこうしてみるとシフトレバーが長すぎですね。もう少し短く切って殆どシフトノブが直に生えてるようにパイプを短縮すればカッコ良くなりそう。

肝心の音ですが、これはALPINEの920JBとは確かに違いますね。音の厚みが増えた気がします。明らかに聞きやすい音です。これはワイヤリング&デッドニングをすれば更に音が良くなるかと思うと楽しみで仕方ありません。

B左スピーカー不具合修理 2007年1月14日

オーディオ交換の際にALPINE製へ交換したスピーカーですが、どうも音質がイマイチです。以前助手席側のドアをカーコンビニ倶楽部で交換・修理・塗装をお願いしました。修理から帰ってきて以来、左スピーカーが鳴りませんでした。恐らく配線がどこか切れたか接続不良かだろうと思っていましたが、面倒でそのまま放置していました。でもオーディオを聞いていても、ちゃんと音が鳴らないのは非常に気になるものです。という事で重い腰を上げてスピーカー修理を開始しました。

因みにドアのはずし方は下記の通り。

 

1、インサイドハンドル(カバー)のネジを外して、インサイドハンドルを後方に取り外す

2、スイッチパネルASMの手をかける部分のネジを外して、スイッチパネルASMを取り外す(上に持ち上げつつ、後方にひっぱる感じ。同時にコネクターも外す)

  スイッチパネルASMの前部分がクリップで留まっているのと、シガーライター周りがタイトに嵌っている為

3、トリムパッド(ドア内装)の後にプラスチッククリップがあるので取り外す

4、トリムパッド(ドア内装)の前部分のメクラ蓋を外して中のネジを外す

5、トリムパッド(ドア内装)下部にビスが3本あるので外す

6、スイッチパネルASMを外すとインナーフレームに8mmナットで2箇所止まっているので外す

  前側に一箇所ネジ留めがあるので、これも外す

7、トリムパッド(ドア内装)を全体的に上に持ち上げて手前に外す感じで取り外す(この時、カーテシランプのコネクターを外す)

 

という事でドア内装を外して見たところ、防水シートが酷い状態になっていました(汗

何だか全体的に収縮してしまった感じで、防水の役目を全く果たしていませんでした。道理で雨になると曇り易かった訳ですね。下の写真は酷い状態だった上半分を切り取った所です。ここまで剥がれているとは思っていなかったので、事前に大きな制振シートを準備していませんでした。しかし見てしまったものは仕方ありません。よってガムテープ&厚手のビニールで応急処置を施すことに。

 

 

一方、スピーカー部分です。本当は年末年始の休みで修理の予定だったのですが、天気などの関係で作業が出来ず終い。という事で1月14日に漸く修理を行いました。故障の原因はやっぱり配線でした。ドア内装をはぐってみると、コネクターが外れていただけ(下の写真は運転席側ですが同じ配線)。繋いだらあっけなくスピーカーは鳴ってくれました。本当はケーブルを引き直せば音も変わるのでしょうけど、面倒だったので「鳴ればいいや〜」という精神です(^^ゞ

尚、スピーカー不具合修理と一緒にスピーカーボックスの超簡単デッドニング(と言っても穴を塞いだだけですが)もやってみました。

後期型のPIAZZAのドアスピーカーは樹脂製のエンクロージャーに取り付けられています。元のオーディオからの配線は前後スピーカーの4系統ですが、BOX内で配線が2分岐しており、ツイーターが繋がるようになっています。しかし今回はツイーターの取り付け予定は無いので、ツイーターが取り付けられていた穴を塞いだという訳です。塞いだのは、余計な穴は開いてない方がいいよな〜というものから。

ツイーター用の穴を塞いだ事による音の変化は正直分かりません。「あんまり変わらないなぁ〜」というのが正直なところ。普通のドア直付けのスピーカーと違って、樹脂製のエンクロージャーに取り付けられているので、普通にドア鉄板にデッドニングをやっても効果は薄いように思います。しかし防水ビニールが経年劣化で大変な事になっているので、どのみち制振シートを貼らなくちゃいけませんけども。

 

 

ついでにドア周りの細かな不具合をチョコチョコと手直しです。

手を入れたのは・・・・・

1、スイッチパネルの固定部分が無くなっていたのでスペア部品から取ってきて修復

2、ドアハンドル周りの樹脂部品のネジ穴が割れていたのでスペアパーツと交換

3、シガーライター照明が切れていたので、電球交換

 

と言ったところです。細かな事ですが結構大事なんですよね〜

 

 

 


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